講師 & スタッフ

講師陣

赤坂憲雄Norio Akasaka

民俗学者、学習院大学教授、福島県立博物館館長

1953年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。福島県立博物館長。学習院大学教授。民俗学、日本思想史を専攻。1999年『東北学』を創刊。著書に、『岡本太郎の見た日本』(岩波書店)、『東北学/忘れられた東北』(講談社学術文庫)ほか多数。

いがらしみきおMikio Igarashi

漫画家

1955年宮城県加美町に生まれる。1979年デビュー。1983年「あんたが悪いっ」で漫画家協会賞受賞。1988年「ぼのぼの」で講談社漫画賞受賞。1998年「忍ペンまん丸」で小学館漫画賞受賞。2010年宮城県芸術選奨。2015年「羊の木」で文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞受賞。「ぼのぼの」は1993年と2003年に劇場用アニメ映画化、1995年と2016年にテレビアニメ放送。1997年「忍ペンまん丸」テレビアニメ放送。2015年「かむろば村へ」を原作にした劇場用映画「ジヌよさらば かむろば村へ」を公開。他、代表作に「Sink」、「I (アイ)」など。仙台市在住。

小野和子Kazuko Ono

民話採訪者

1934年岐阜県高山市に生まれる。東京女子大学日本文学科卒業。1970年から、宮城県を中心に民話採訪をはじめる。傍ら、絵本、児童書の翻訳なども執筆。1975年みやぎ民話の会を設立。現在は顧問。民話に関する編著書に「長者原老媼夜話」(評論社)「みちのく民話まんだら」(北燈社)「遠野郷宮守村の昔ばなし」(遠野市)など。東北記録映画三部作(酒井耕・濱口竜介監督)の「うたうひと」で聞き手をつとめる。

窪田研二Kenji Kubota

インディペンデント・キュレーター

水戸芸術館現代美術センター学芸員を経て、2008年KENJI KUBOTA ART OFFICE、2010年SNOW Contemporary設立。「マネートーク」(広島市現代美術館、2007-2008年)、「六本木クロッシング2010—芸術は可能か?」(森美術館、2010年)、「Don’t Follow the Wind」(福島の帰還困難区域内、2015年-)他、国内外の展覧会キュレーションを多数手がけるとともに、政治、経済といった社会システムにおいてアートが機能しうる可能性を様々な文化的フォーマットを用いて試みている。

小森はるか+瀬尾夏美Haruka Komori + Natsumi Seo

アーティスト

映像作家の小森と画家で作家の瀬尾によるアートユニット。2011年より協同制作を開始。翌年、岩手県陸前高田市に拠点を移し、風景と人びとのことばの記録をテーマに制作を始める。2015年、仙台に拠点を移し、土地との協同を通して記録を行う一般社団法人NOOKを立ち上げる。主な展覧会に「3.11とアーティスト|進行形の記録(水戸芸術館)」、「Art action UK(HUSK/ロンドン)」、「記録と想起(せんだいメディアテーク)」「あたらしい地面/地底のうたを聴く(ギャラリー・ハシモト)」等。現在は自主企画の展覧会「波のした、土のうえ」を全国巡回中。

http://komori-seo.main.jp/

志賀理江子Rieko Shiga

写真家

1980年愛知県生まれ。宮城県在住。ロンドン芸術大学チェルシーカレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン卒業。2008年写真集『CANARY』(2007年、赤々舎)、『Lilly』(2007年、アートビートパブリッシャーズ)で第33回木村伊兵衛写真賞を受賞。2009年ICPインフィニティアワード新人賞、2012年第28回東川賞新人作家賞を受賞。
主な個展に、2003年「明日の朝ジャックが私を見た」(グラフメディアジーエム、大阪)、2008年「座礁の記録」(フォトギャラリエット、オスロ)、2012年「螺旋海岸」(せんだいメディアテーク、仙台)。

高嶺 格Tadasu Takamine

美術作家、秋田公立美術大学准教授

秋田公立美術大学准教授、2016年度國立台北芸術大学客員教授。パフォーマンス、ビデオ、インスタレーションなど多彩な表現を世界各地で行っている。近年の主な個展に、イギリスを含む4つの美術館を巡回した回顧展「とおくてよくみえない」(2011)、 震災以降の状況をダイレクトに扱った「高嶺格のクールジャパン」(水戸芸術館、2012)、視覚障碍者に案内されながら巡る「てさぐる」(秋田県立美術館、2014)など。

畠山直哉Naoya Hatakeyama

写真家

1958年岩手県陸前高田市生まれ。筑波大学芸術専門学群にて大辻清司や山口勝弘に薫陶を受ける。1984年同大学大学院芸術研究科修士課程修了。以降東京を拠点に活動を行い、自然・都市と写真のかかわり合いに主眼をおいた、一連の作品を制作。2001年べネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館にて展示、2011年東京都写真美術館で個展「畠山直哉 ナチュラル・ストーリーズ」(平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞)を開催するなど、国内外の数々の個展・グループ展に参加。2012年には、べネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館に参加し、国別参加部門金獅子賞を受賞。2011年の「3.11」以降は、故郷の風景を扱った作品の発表や、震災関連の発言を積極的に行っている。

山内明美Akemi Yamauchi

社会学者、大正大学准教授

宮城県南三陸町生まれ。専攻は歴史社会学、東北研究。とりわけ、近代日本における東北地方の役割とポジションについて社会学、歴史学、民俗学双方の観点をとり入れながら“The Rice Nationalism”の研究に取り組んできた。朝鮮半島、台湾など旧植民地地域もフィールドにしている。近年は、宮城県南三陸町での生存基盤調査もはじめている。著書『こども東北学』イースト・プレス、共著『東京/東北論』明石書店、『ひとびとの精神史』岩波書店など。

相馬千秋Chiaki Soma

アートプロデューサー、NPO法人芸術公社代表理事、立教大学特任准教授

これまで、国際舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー」初代プログラム・ディレクター (F/T09春〜F/T13)、横浜の舞台芸術創造拠点「急な坂スタジオ」初代ディレクター(2006-10年)、文化庁文化審議会文化政策部会委員(2012-15年)等を歴任。国内外で多数のプロジェクトのプロデュースやキュレーションを行うほか、アジア各地で審査員、理事、講師等を多数務める。2015年フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ受章。

スタッフ

清水 翼Tsubasa Shimizu

劇団維新派 制作

1981年宮城県塩竈市生まれ。劇団維新派の制作。京都橘大学文化政策学研究科博士前期課程修了。2007 年から維新派に所属し、以降、フェスティバル/トーキョーや瀬戸内国際芸術祭に参加。離島や山間の町など、世界のさまざまな場所で現地滞在型の野外公演を製作してきた。
2015年のみちのくアート巡礼では受講生として参加。国道45号線を33年間かけて巡る舞台芸術のプロジェクトを提案。一般社団法人Arts Ground Tohoku 理事。

高橋創一Soichi Takahashi

編集者/ライター

1986年、宮城県気仙沼市生まれ。2004年より仙台市在住。仙台短篇映画祭実行委員、編集プロダクション勤務、とうほくあきんどでざいん塾アシスタントなどを経て、現在フリーランス。仙台市内の文化施設やNPO、企業関係をはじめ、分野、場所にとらわれずテキストや印刷物を中心に活動をしている。ときどき、ライブイベントやトークイベント、レクチャー企画などを主催/協力する。みちのくアート巡礼キャンプ2015参加者。

藤井さゆりSayuri Fujii

アートコーディネーター・制作

1985年生まれ。日本大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学修了。2011年より「フェスティバル/トーキョー」にて制作スタッフとして勤務。都市空間で展開するパフォーマンスや演劇プロジェクトの企画・制作を担当。 2014年からはフリーランスとしてアートプロジェクトのコーディネート、舞台制作を行うほか、アーティストたちと街なかを舞台にジャンルに捉われない様々なプロジェクトを企画・展開している。

松井健太郎Kentaro Matsui

エディトリアルデザイナー

1980年福島生まれ。仙台育ち。大学にて建築を専攻した後、秋山伸主宰のグラフィックデザイン事務所schtuccoを経て仙台・卸町のシェアオフィス“TRUNK”アシスタント・マネジャーとなる。現在はフリーランスのデザイナーとして活動。建築・プロダクト・グラフィックなど分野にとらわれない‘ものづくり’を中心に、地域とクリエイターを結ぶ活動も展開中。

一般社団法人NOOK (のおく)NOOK Association Inc.

2015年、仙台を拠点に発足。土地と協同しながらドキュメンテーションを実践する組織。東北を中心とした協同者とともに、映像・写真・テキスト・イラスト・ワークショップ・イベントなど、さまざまなメディアを用いた複合的な記録活動を行う。主な協同者にみやぎ民話の会、三陸国際芸術祭、アジア・カルチャー・センターなど。 http://nook.or.jp/

庄野祐輔Yusuke Shono

Web デザイナー

1976年、兵庫県生まれ。編集者、デザイナー。ブランドのアートディレクションや、サイトのデザイン制作などの業務を行う一方、2005年より「映像作家100人(BNN新社)」を年一回ペースで発行。タイポグラフィ、ポスター、ロゴ、メディアアートなどさまざまなクリエイティブに関する情報を発信。パルコで開催された「手塚治虫の遺伝子 闇の中の光展」など展覧会のディレクション、またインターネットの文化を追いかけたオンラインマガジンMASSAGEの発行・運営も手がける。多摩美術大学造形学科非常勤講師。 http://www.yusukeshono.com