中間ワークショップの2日目は、参加者が3つのグループに分かれ、昨日の発表を受けてディスカッションを行いました。
参加者は講師陣との対話・質疑・応答を重ね、今後の方向性を見つめていきます。比較・参考になる表現を挙げあい、具体的な細部を指摘してイメージを詰める中で、自問を繰り返し、言葉を尽くす姿が見られました。相馬からは、「最終プレゼンに向けて抽象化を行っている途中だけれど、どこで行われ、誰が来て、その場所とどのような関係を切り開けるのか、一度考えてみてほしい。また、発表の際には必ずタイトルをつけてもらう。タイトルを考えることは中身とは別のフレーム。自作について、別の視点で考えるきっかけになる」とのアドバイスがありました。参加者の中からは、これまでとは異なるジャンルの表現に挑戦しようとする声もいくつかあがっていました。
1時間のグループディスカッションを3セット行った後、参加者から一言ずつ、この2日間を受けて最終プランに向けての方向性が発表されました。
こうして中間ワークショップは終了しました。次にこのメンバーが顔を合わせるのは、いよいよ最終プレゼンテーション/講評です。日時は8月27日(土)17:00 – 21:00、8月28日(日)13:00 – 17:00、会場は宮城県塩竈市杉村惇美術館。赤坂憲雄氏、窪田研二氏、高嶺格氏、畠山直哉氏、相馬千秋が、プレゼンテーションへの講評を行います。一般公開ですので、ぜひ足をお運びください!